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ギター教授歴50年の歩みを振り返って

半世紀となる50年を振り返って見ると、懐かしさが走馬灯のように頭をよぎり、言葉には表せない何とも言えぬ情感に心がほんのりと温かくなります。弱冠23歳の折、恩師大沢一仁先生に学校法人尚美高等音楽学園ギター科教授に推薦されたことをきっかけにして、ギターの道を歩む決心を固めました。そこからは迷うこと無く一心に突き進み、気がつけば50年を越す歳月が経っていました。長くもあり短くもある年月です。欲を言えばきりが無いことは人間の性(さが)でしょうが、自分の能力でできる、でき得る限りのことを成し遂げた満足感があることは本当に幸せなことです。

50年史の資料を集めると、その中心には毎年欠かさずに開催してきた発表会があることを改めて思い知らされます。初期の発表会は生徒の発表と共に、自分の勉強の発表演奏会でもありました。やがて子供を授かりその成長に合わせて発表会の最後はファミリー演奏のステージとなっていきました。初めはデュオで、4年後からはトリオで・・・。 二人の子供が留学時代に入った頃には教室のジュニア育成の成果が実り始め、発表会はすっかりジュニア中心のプログラムに様変わりしていきました。そしてコンクールの入賞者が発表会のトリを務めるようになっていきました。その変遷の様子がこの冊子をめくっていきますと良く分かります。

発表会開催と平行して心血を注いできたのが日本ジュニア・ギター協会と日本・スペインギター協会の運営でした。恩師大沢一仁先生が立ち上げた二つの協会の仕事は、コンクール会場のホール予約を皮切りに、会計を除くほぼ全ての職務をこなしてきました。
今思うのは門下生の指導、二人の子供の教育、二つの協会の運営、これ等を同時進行でやり遂げることができたのは、やはり若さのエネルギーそのものでした。

こうして良いギター人生を歩めたのは、何と言っても良き人達に恵まれたからこそできた人生です。良き恩師、良き先生、良き友人ギタリスト、良き生徒、生徒の良き父母・・・そのほか数えきれない良き出会いがあったことに感謝するほかありません。出会いとは不思議な縁です。縁は考えれば考えるほど不思議な奇跡の連鎖です。その奇跡を大事にできたことは本当に幸運なことでした。この冊子にお世話になった一人ひとりに感謝の言葉を載せるスペースが無いことは残念でなりません。

ギターと出会えて本当に良かった!ギターは素晴らしい楽器です!

2017年7月17日
心を込めてギターにそして人生に感謝!
村治 昇

村治昇ギター早期才能教育教室
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